【4日目】
9時起床。朝食バイキングに向かう。
さすが、高級ホテル。値段に見合っただけの物を出している。
初日のホテルとは大違いだ。種類が多い!
その場で焼いてくれるオムレツ、サーモンのミニキッシュ、牛肉のテリーヌ、おかゆにトッピングの数々、中華風の味付けのされた具が詰まったピロシキのようなもの、そしてフルーツジュースには珍しいスイカのジュース、デザートやフルーツも・・・全部おいしそうだ。
オートミール(左)、メロンのアップルジュース漬け(右)。
綺麗な螺旋階段が見え、目の前には水が流れている。優雅な気分。
【悪夢再び】
食べた食べた。せっかくホテルに泊まるのだから、やっぱりこのくらいのレベルじゃないと。
大満足で席を立ち、部屋に向かう。
しかしここでまた問題のあのエレベーター。また動かなかったらどうしよう。
とりあえず〈上〉のボタンを押す。
到着するエレベータ。すると運がいいことに、他の客が乗って来た!よし、この人と一緒ならなんとか上に行けるんじゃないか?
緊張しながら〈12階〉のボタンを押す。
・・・・反応しない!
もうひとりの客は〈6階〉のボタンを押す。
・・・・反応しない!
よし、心を決めてもう一度〈12階〉を押す私
・・・・・・・・・反応しない!
さらに続いてもう一度〈6階〉を押すもうひとりの客・・・いや、「もうひとりの客」なんて言い方はもうやめよう。もはや君と僕は友達だ。広い地球の上にあるホテルマヤ内のこの狭い密室のなかでわかり合える唯一の仲間だ!
そんな馬鹿げたことを考えていてもエレベータは反応しない!
一瞬目が合い、エレベータの動かし方もわからない無知な仲間同士、苦笑いし合う。
エヘヘ・・・どうしましょうね?
と、扉が開き、別の客が乗って来た。おもむろにポケットから取り出したるは・・・カードキー?
〈開〉〈閉〉の下方にあるスロットルにカードキーを差し込み階数ボタンを押す「別の客」。
・・・反応した!そして動き出すエレベータ!
そんな単純なシステムでしたか・・・。
またもや(エレベータの動かし方もわからない)仲間同士、目を合わせ苦笑い。
エヘヘ・・・簡単でしたね・・・。
「別の客」のおかげで無事部屋に戻れた。
風呂に入り(また泡風呂にしたのは秘密です)、身支度を整える。
今日はショッピングデー。お土産を見て、今日こそはマレーシア料理を!
【ショッピングセンター巡り】
噂のペトロナスツインタワー。途中のブリッジの展望台まで昇れるらしいが、あまりの人気のため、朝8時頃から整理券が配られるらしい。高い所は好きだが、並んで整理券までもらって昇るのもどうかなぁ。なんか時間がもったいない気がしていたので、下からの写真を撮って満足。
記念撮影する観光客。みんなタワーを見ています。
余談だが、このタワーのうち一本は日本の建設会社が建てたものだという。
やっぱりというかなんというか、中身は日本のショッピングセンターと代わり映えがしない。グッチやコーチなんて高級ブランドも揃っているし、ユニクロだってある。
うーん、クアラルンプール、都会だな。
電車で移動し、ベルジャヤ・タイムズスクエアへ。
広い。
店の天井が池みたいになっている!
ワダ?
さらに移動。ベルジャヤ・タイムズスクエアから徒歩10分くらいのところにある
パビリオンへ
様々なショッピングモールを回ったがどこも似たようなものだった。日本でも買える物ばかり。ちょっと時間を無駄にしてしまったかもしれない。
次はチャイナタウンかな。チャイナタウンには露天や雑貨屋も多く、ご飯もおいしいお店が揃っているようだ。
amahinaの雑貨も仕入れられるかもしれない。行ってみよう。
【チャイナタウン】
移動中に見かけた女の子たち。みんなスカーフでおしゃれをするんですね。
チャイナタウン。
スリ・マハ・マリアマン寺院。通りすがりに偶然発見。
チャイナタウンは人が多く、活気がある。ペナン島の屋台街ガーニー・ドライブに近いような熱気だ。でももっと身近なところでこの熱気を感じたことがあるような・・・あ、あれだ、上野のアメ横!雰囲気が似ている。アメ横にこんな寺院はないだろうけど。
チャイナタウンを練り歩くも、よさそうな土産もの、雑貨は見つからない。
休憩がてらお茶でもしようか。
TOUAMIスタッフとしてはやはりマレーシアのカフェも見ておかないと!
ニョニャ料理も食べられるという、パープル・ケイン・ティー・ハウスへ。
中国風の店内。
ドリンクとスープ、ご飯、デザートのセットを注文。
お通しか。ピーナッツを柔らかく、甘じょっぱく煮付けたもの。初めての食感。
鶏のもも肉を一本丸ごと柔らかく煮込んだものとライス。青菜炒めが付いている。
ライスの上にはザーサイのようなものと、棗が乗っている。
スープには固い皮の付いた瓜だろうか。
見た目が黒っぽいのでスパイシーなものを想像していたが、意外とあっさり塩味。
なんの味だろう。豆豉と一緒に煮てあるのかな。おいしい!日本人の好きな味だと思う。
イチゴ風味の杏仁豆腐のような・・・フル○チェみたいな味。
ごちそうさまでした。
会計を済ませてパープル・ケイン・ティー・ハウスから出ると、空が紫に染まっていた。
もう日が落ちる。そういえば4日目にしてはじめて空をゆっくり見たかもしれない。今日も歩き疲れたな。
今晩の宿に行って休むとしよう。おやすみなさい。
【5日目】
マレーシア最終日。今日はもうバスで空港に向かい、飛行機に乗って帰るだけだ。
なぜか2人分の席のチケットを買ってしまったらしい私は広々とシートを使い、快適なバスの旅。(余談だが、3日目のホテルマヤでもなぜか2人用の部屋を取ってしまっていた)
バスの中から見たクアラルンプール鉄道駅。1910年の建築物だと言う。
遠ざかって行くクアラルンプール市街。楽しかったよありがとうマレーシア。
空港に着きチェックインを済ませる。お腹もすいたし、日本に帰る前に最後のマレーシア飯といきましょう。
昨日道端で知り合った人から聞いた「マレーシアのご飯と言ったらコレ!ナシ・レマ!」
ナシ・レマを注文。
ナシ=ライスというのはわかるが、レマってなんだろうか。
注文時に「ビーフ?チキン?」と訊かれ、ビーフを選んだ。
まずは煮込んであるビーフを一口。ん、うまい。トマトも入っているのか、ビーフシチューのような味。目玉焼きを崩し、ご飯と一緒に食べる。ココナッツミルクで炊いてあるご飯だ。ココナッツの甘い香りと合わさると牛肉が尚おいしい。さらにライスの右横に添えてある赤いソースをもまぜまぜ。辛い!ナンプラーの風味がする!うまい!
さらに手前に添えてある小魚と豆のフライも合わせてポリポリ、ザクザク食感が加わりうまい!!つまり、ナシ・レマ、うまい!!!
結局レマとはなんなのかということはわからなかったが、満足して日本に帰れそうだ。
(帰国後調べた所、レマとは「油」のことだそう。ナシ・レマを直訳すると「油ご飯」だが、一般的にはココナッツミルクで炊いたご飯に辛いソースや目玉焼き、フライドチキンや肉の煮込みを合わせて食べる物の総称のようだ。)
無料Wi-Fiを使うため空港内のスタバへ。便利ですねスタバ。
一応メロン社長に安否報告をしておいて、と。さて、帰りますか。
帰りの飛行機は、美人だけどチャン・グンソク似のCAさんに見惚れていたら8時間はあっという間でした。
・・・・というわけでタケトinマレーシアレポート、お付き合いいただいた皆様ありがとうございます。
このマレーシアで食べた料理、受けたサービスの数々、経験を生かしてこれからもTOUAMIの料理を進化させていきたいと思います。これからもよろしくお願いします!
・・・・あ、そういえばもうひとつ料理を食べたんだったな・・・そのレポートは番外編でお送りしますか。
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