2013-03-19

メロン in インドニャ〜


今回の旅では、インドに住む数人の友人達と会う約束をしていた。
そのうちの1人が、ネパール出身のジュン。デリーの大学でエンジニアになる為の勉強をしている大学生だ。

お父さんはカトマンズで「マロントレックス」というトレッキング会社を経営していて、メロンが7年前にネパールでお世話になったのが彼の家だった。

出会った当時、ジュンはまだ13歳。
山まで湧き水を汲みに行ったり、裏の畑でジャガイモを掘って料理をしたり、毎日一緒に遊んでもらったものだ。

そして20歳になった現在、ネパール語、ヒンディー語、英語とちょっとの日本語も話す事ができ、周りによく気がつく優しいジェントルマンになっていたジュン。


それに比べてメロンは成長したのだろうか。
そして世界はどれだけ変わったのだろう。




生活環境も物価も急上昇しているインドは、明るい未来や様々な可能性が目の前に広がり、活気に溢れているのを肌で感じた。

インドの人口12億人のうち、中産階級が日本の全人口を上回る2億人以上とも言われ、更なる上を目指している。


実際にレストランやホテルで支払う値段は日本とほぼ一緒。外国人向けだから高いのかと思いきや、利用者の多くがインド人だと聞いて驚いた!

貧富の差は縮まらず、貧困層が住むスラム街のすぐ近くにショッピングセンターや高級ホテルが建っている。

日本車や高級車が増えた一方、未だに象やラクダが走っている。

多種多様の民族と宗教、貧富や新旧が入り混じり、不思議と共存し、未知のパワーを秘めているインド。



「2度と行きたくない」と思っていたデリーが、「また来てみたい面白い場所」となり、再会したいと思う人々と出会えたのは、インドのように許容範囲が広がって、許したり受け止めることができるようになったからかもしれない。

「インドは自分の内面を見せつけられる国だよ」と言う友達がいた。
次にインドへ行った時にはどう感じるのだろうか。旅の楽しみが、またひとつ増えたんだニャ〜!









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