ドライバーさんは、昨年266回オーロラハンティングに出たうちの164回オーロラを観た強者。彼に付いて行けば観ることができる気がする!
そして最初に到着したのは、フィンランドとロシアの国境沿い!
金網が張り巡らされ、なんとも物々しい雰囲気。。。
「もしかしたらオーロラが見えるかもしれない!!」
そして北の空を見ると、うっすらと空が緑色に光っているではないか!!
「あ、あれはオーロラ?!」
とドライバーさんに訪ねると、
「あれはロシアの街の灯りが雲に反射してるんだ。さあ、外は寒いから近くのホテルでサーモンスープを飲もう。」
悔しい〜!!
オーロラじゃなかった〜!!
クリーミーなサーモンのスープは、メロンの尖った心を丸く優しい気持ちにしてくれた。
ホテルを出る頃にはまた厚い雲が出て来てしまい、残念ながらオーロラを観ることができないままホテルへ帰着。
諦めの悪いメロンは、夜中に何度も起きてオーロラを探しに行ったのだが、最後までそれを見つけることはできなかった。
翌朝、空港へ向かうバスの車窓から見た美しい朝焼けが切なさを増す。
「今夜ならオーロラが観れたかもしれない。。。もし旅程が1週間ずれていたら、毎日観れたのかもしれない。。。」
もはやタラレバ論しか出て来ない。
この日の日の出は10:31、日の入りは13:05。
たった2.5時間の日照時間なので、バスからは朝焼け、飛行機に乗る頃には夕焼けに変わっていた。
ヘルシンキの空港で成田行きの飛行機へ乗り換え。
免税店で最後のお土産探しをしていると、アイスバーで飲んだリキュールを発見!
このシリーズの「プオルッカ(こけもも)」リキュールは、TOUMAIでも提供しているので、ご興味のある方はTOUMAIでご注文をどうぞ♪
日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アメリカ、EU加盟国の人々は、自動出入国審査機を使用することができるようなので、ちょっと試してみることにした!
まるで駅の改札を通るように、機械にパスポートのICチップを読み込ませ、自動で顔写真を撮ってくれる。
なんてスムーズでなのだろう!!入国時にも活かして欲しいものだ。
楽しかったフィンランドの思い出と、ちょっぴりの無念を胸に残しながら、飛行機はヘルシンキヴァンター空港から軽やかに滑り出した。
あまり面白くない映画を2本見終わり、離陸から4時間程経った頃だった。
デザートのハーゲンダッツを食べ、ふと窓の外を見てみると、1本の筋雲が見えた。
やけに長い雲だった。雲にしては長ぎるような気がした。
「肉眼で見ると白い雲にしか見えなくても、カメラで撮った時に緑色に写ったらオーロラです。」と書かれているものを読んだ記憶がある。
メロンは慌ててカメラを取り出し、その雲にピントを合わせてシャッターを切ってみた。
すると、雲のように見えた線はしっかり緑色に。。。
「オーロラだーーー!!!!」
オーロラの光は人間の目ではとらえにくい為、写真やテレビで見る虹色のカーテン状のオーロラでも、肉眼ではあんなにカラフルには見えないらしい。
雲は星を隠してしまうが、オーロラなら後ろの星もきちんと見えるそうだ。
2枚目の写真を見ると、確かに星が透けて見えるので、これはオーロラだと確信。
どんな形にせよ、ついにオーロラを観るという夢は叶ったのだ!!
「夢」と「現実」が期待していたものと違うことは、人生においてよくあること。
「カッコイイ仕事」だと思っていたら「裏舞台はかなりキツイ」とか、
「サンタクロース」が実は「お父さんとお母さんだった」とか。
夢は夢のままにしておいた方が、物語としては美しいのかもしれない。
しかし本やネットで情報を得て、ただ「夢」を見ているだけよりは、その情報を引き出して「現実」に適用していく努力をして叶えた「夢」こそ、筆舌に尽くしがたい本物の感動があるんだニャ〜!!
大地の降り注ぐオーロラだけがオーロラじゃない!
返信削除どんな形にせよ、オーロラ見れて良かったね☆
うちらも見てみたいな〜♪
でもうちらって・・・海外の旅って結構な確率で雨なんだよね・・・
bonさん*yukinkoちゃん
返信削除ありがとうニャ〜!
オーロラだけが目的なら、カナダのイエローナイフかアラスカの方がオーロラ出現率が高いし、仮にみれなかったら返金してもらえるらしいんだニャ〜!!