フィンランドの朝は遅い。
朝8:30なのに、まるで夕方のような暗さ。
日の出は9:13。そして日の入りは15:45。
貴重な日照時間の中で、効率よく回れるルートを考えるのは、旅行前の最高に楽しいひと時♪
更にその計画を実行するのは、最上級の喜びだ!!
旅のスタートはヘルシンキ中央駅。
フィンランド産の花崗岩で造られ、高さ48.5mの時計塔が目を引く。駅には珍しい木製の重い扉が付けられていて、冬の寒さを物語っているようだ。
中央駅から徒歩10分程の所にある白亜の「ヘルシンキ大聖堂」は、最も有名なヘルシンキの観光名所!
しかし礼拝堂を見学するには、到着が早すぎたようなので、次ぎなる目的地へ!笑
知らない街はただ歩くだけでも楽しい♪
高さ2m程の低い信号機には、赤・黄・青以外に、自転車のマーク。
雪道なのに、自転車に乗っている人は数知れず!自転車用のスタッドレスタイヤをはいているのかニャ〜?
エテラ港に到着すると、ちょうど朝日が昇って来た。
オレンジ色〜青色のグラデーションが美しく、うっとり♪
ヘルシンキでは朝日だけれど、時差が7時間ある日本ではちょうど夕日の時間。
同じ太陽のあっち側とこっち側。
店の前には必ずキャンドルが灯され、その優しい灯りもこっち側(あるいはあっち側)にいることを実感させてくれる。
ヘルシンキ大聖堂からエテラ港の間には、ハンドメイド雑貨のショップが沢山ある。
フェルトの人形、木彫り製品、陶器、ガラス細工、手編みの靴下や手袋。さすが北欧!素敵な物に溢れていて大興奮♪
ハンドメイドが盛んだったり、家具のデザインが優れているのは、北欧の長く暗い冬を自宅で快適に過ごす為。日々の生活を楽しく過ごす知恵である。
エテラ港からヘルシンキの銀座「エスプラナディ通り」へ!
この通り沿いには、数々のフィンランドを代表するブランドが軒を連ねている。
老舗デパート「ストックマン」の隣には、フィンランドで1番有名な書店がある。
20世紀を代表するフィンランドのモダニズム建築家「アルヴァ・アアルト」が設計した「アカデミア書店」だ。
中央天井が吹き抜けで自然採光が入り込む造りになっており、回廊式のフロアには本が「陳列」ではなく、「ディスプレイ」されていて、とても気持ちの良い空間♪
アカデミア書店の2階には、椅子や照明、食器も全てアアルトがデザインしたもので揃えられた「カフェ・アアルト」。
2006年公開の日本映画『かもめ食堂』で、主人公のサチエ(小林聡美)がミドリ(片桐はいり)と出会ったシーンを撮影した場所なので、ミーハーだけれど興奮!!
その足で『かもめ食堂』の舞台となった『カハヴィラ スオミ』へ♪
荻上直子監督がヘルシンキ中を歩きまわって選んだのが、フィンランドの素朴な家庭料理をリーズナブルな値段で地元の人に提供していた、このカフェレストランだった。
「スオミ」とはフィンランド語で「フィンランド」という意味。
日本語では日本の事を「ジャパン」と言わないように、フィンランドでは自国のことを「スオミ」と呼ぶそうだ。
店内もメニューも映画とは違っているけれど、「かもめ食堂」の面影を残してくれているところがファンには嬉しい♪
日本からの観光客も多かったのだが、地元の人達も次から次へとやって来る。
安くてウマい定食屋として、地元に根付いていることが伺えた。
元々フィンランドでは、過酷な風土ゆえ新鮮な果物や野菜が中々手に入りにくく、塩以外の香辛料も入手が困難だったことから「フィンランド料理はマズイ」と評価されていたそうだ。
しかし1995年の欧州連合加盟によって貿易障壁が取り払われ、汚名返上!
このランチもサラダ、ドリンク、デザートのヨーグルトが付いて美味しくて大満足♪
お腹いっぱいになり、足取りも軽く「テンペリアウキオ教会」へ!
「できるがぎり自然の岩を残す」というテーマでつくられたこの教会の壁面には岩のブロックが美しく詰まれ、天井には太陽を表現した直径24mの銅板と、自然光を取り込む180枚のガラスが張られている。
十字架はさりげなく置かれ、キリスト像やマリア像等の装飾もないのだが、その自然で心地良い空間こそが神聖な存在を感じるのには充分だった。
ショッピングセンターの目の前に突如現れたのは「カンピ礼拝堂」。
この礼拝堂ではミサなどが行われることはなく、市民たちが自由に座り、静寂の中で心を落ち着かせるための空間なのだそう。
中には卵形の天井と椅子があるだけで、静寂に包まれた不思議な空間!!
そして最後は、工場跡地を活用して街づくりに成功している文化施設「カアペリ」へ♪
元々は電話のケーブル等を作っていたノキアの工場跡地。
そこにアートスタジオ、ダンススタジオ、リハーサル室、美術学校、美術館、ホールなど、ヘルシンキ最大のアーティストたちの拠点となっている。
こういう場所が日本にも沢山できたら楽しくなりそう♪
治安も良いし、交通の便も良し♪
そしてヨーロッパで時々感じる「黄色人種差別」の目もなく、ヘルシンキの街はとっても住みやすそう!
最初の勢いと体力があるうちに、ヘルシンキの主要な観光スポットを一通り巡る事ができて大満足なフィンランド初日だったんだニャ〜!
朝8:30なのに、まるで夕方のような暗さ。
日の出は9:13。そして日の入りは15:45。
貴重な日照時間の中で、効率よく回れるルートを考えるのは、旅行前の最高に楽しいひと時♪
更にその計画を実行するのは、最上級の喜びだ!!
旅のスタートはヘルシンキ中央駅。
フィンランド産の花崗岩で造られ、高さ48.5mの時計塔が目を引く。駅には珍しい木製の重い扉が付けられていて、冬の寒さを物語っているようだ。
中央駅から徒歩10分程の所にある白亜の「ヘルシンキ大聖堂」は、最も有名なヘルシンキの観光名所!
しかし礼拝堂を見学するには、到着が早すぎたようなので、次ぎなる目的地へ!笑
知らない街はただ歩くだけでも楽しい♪
高さ2m程の低い信号機には、赤・黄・青以外に、自転車のマーク。
雪道なのに、自転車に乗っている人は数知れず!自転車用のスタッドレスタイヤをはいているのかニャ〜?
エテラ港に到着すると、ちょうど朝日が昇って来た。
オレンジ色〜青色のグラデーションが美しく、うっとり♪
ヘルシンキでは朝日だけれど、時差が7時間ある日本ではちょうど夕日の時間。
同じ太陽のあっち側とこっち側。
店の前には必ずキャンドルが灯され、その優しい灯りもこっち側(あるいはあっち側)にいることを実感させてくれる。
フェルトの人形、木彫り製品、陶器、ガラス細工、手編みの靴下や手袋。さすが北欧!素敵な物に溢れていて大興奮♪
ハンドメイドが盛んだったり、家具のデザインが優れているのは、北欧の長く暗い冬を自宅で快適に過ごす為。日々の生活を楽しく過ごす知恵である。
この通り沿いには、数々のフィンランドを代表するブランドが軒を連ねている。
20世紀を代表するフィンランドのモダニズム建築家「アルヴァ・アアルト」が設計した「アカデミア書店」だ。
中央天井が吹き抜けで自然採光が入り込む造りになっており、回廊式のフロアには本が「陳列」ではなく、「ディスプレイ」されていて、とても気持ちの良い空間♪
アカデミア書店の2階には、椅子や照明、食器も全てアアルトがデザインしたもので揃えられた「カフェ・アアルト」。
2006年公開の日本映画『かもめ食堂』で、主人公のサチエ(小林聡美)がミドリ(片桐はいり)と出会ったシーンを撮影した場所なので、ミーハーだけれど興奮!!
荻上直子監督がヘルシンキ中を歩きまわって選んだのが、フィンランドの素朴な家庭料理をリーズナブルな値段で地元の人に提供していた、このカフェレストランだった。
「スオミ」とはフィンランド語で「フィンランド」という意味。
日本語では日本の事を「ジャパン」と言わないように、フィンランドでは自国のことを「スオミ」と呼ぶそうだ。
店内もメニューも映画とは違っているけれど、「かもめ食堂」の面影を残してくれているところがファンには嬉しい♪
日本からの観光客も多かったのだが、地元の人達も次から次へとやって来る。
安くてウマい定食屋として、地元に根付いていることが伺えた。
しかし1995年の欧州連合加盟によって貿易障壁が取り払われ、汚名返上!
このランチもサラダ、ドリンク、デザートのヨーグルトが付いて美味しくて大満足♪
お腹いっぱいになり、足取りも軽く「テンペリアウキオ教会」へ!
「できるがぎり自然の岩を残す」というテーマでつくられたこの教会の壁面には岩のブロックが美しく詰まれ、天井には太陽を表現した直径24mの銅板と、自然光を取り込む180枚のガラスが張られている。
十字架はさりげなく置かれ、キリスト像やマリア像等の装飾もないのだが、その自然で心地良い空間こそが神聖な存在を感じるのには充分だった。
ショッピングセンターの目の前に突如現れたのは「カンピ礼拝堂」。
この礼拝堂ではミサなどが行われることはなく、市民たちが自由に座り、静寂の中で心を落ち着かせるための空間なのだそう。
中には卵形の天井と椅子があるだけで、静寂に包まれた不思議な空間!!
そして最後は、工場跡地を活用して街づくりに成功している文化施設「カアペリ」へ♪
元々は電話のケーブル等を作っていたノキアの工場跡地。
そこにアートスタジオ、ダンススタジオ、リハーサル室、美術学校、美術館、ホールなど、ヘルシンキ最大のアーティストたちの拠点となっている。
こういう場所が日本にも沢山できたら楽しくなりそう♪
治安も良いし、交通の便も良し♪
そしてヨーロッパで時々感じる「黄色人種差別」の目もなく、ヘルシンキの街はとっても住みやすそう!
最初の勢いと体力があるうちに、ヘルシンキの主要な観光スポットを一通り巡る事ができて大満足なフィンランド初日だったんだニャ〜!
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