2015-02-17

TOUMAIお料理レッスンニャ〜


昨日のポカポカとした陽気から一転、今朝はまた雪が舞っていた。雨や雪が降る度に、確実に春の気配が迫って来ているのを感じてウキウキしてしまう♬

TOUMAIでも「春のコース料理」を始めるにあたり、Colorful Foodingののりちゃん先生に監修をしていただき、女子力がグングン上がりそうな春色のコース料理のレッスンを受けてきた!!

まずは冷やし固めるデザート作りからスタート♬
練乳を使ったミルキーなパンナコッタの上には、春のフルーツを使ったカクテルサラダ「マチェドニア」をトッピング!

様々な民族が住むマケドニアになぞらえ、色々な果物を混ぜたデザートを「マチェドニア」と呼ぶそうだ。

お口の中は、イチゴ狩りに来たような甘酸っぱさでいっぱい♬

続いては前菜の「デコポンのマリネ」に取りかかる。
TOUMAIスタッフのくさじは、柑橘類の簡単で美しい切り方を教えて貰い「これでカットが億劫じゃなくなるー!」と大喜び♬

メロンはラディッシュのカットを任命され、適当にサクサクと切っていたら

「可愛いくまん丸になるように、
 ちゃんと乙女な切り方をしてね!!」
と叱られてしまった。

メロンには乙女心が全くないことを自覚した。。。


今回のテーマカラーは「ピンク、黄色、みどり色」♡
メロンの頭には、川沿いの歩道に咲き乱れる河津桜と菜の花の情景が浮かぶ。

奥から「ハムのムースのブルスケッタ」と、
「えびとセロリのエッグボート ミモザの彩り」。

そしてサラダは「いちごとナッツとカッテージチーズのサラダ バルサミコドレッシング」。

見た目はもちろんのこと、味も食感も最高で、サラダを口に含んだ瞬間「乙女の味がする〜♡」とスタッフの池ちゃんが顔をほころばせていた。

メインディッシュには、「とろけるブリーチーズを挟んだハーブチキングリル 季節の野菜とマッシュポテト添え」。

チキンの臭みを取る為の一工夫や、厚さを均一にする為に入れる包丁が、美味しさを左右する。

料理は誰でもできるけれど、素人とプロの違いはこの一手間にあるのだとと思う。



チキンを口に入れた瞬間、ローズマリーがフワリと香り、カリカリの皮とジューシーな肉、そしてチーズのコクが次々と押し寄せてくる極上の一品!!




パスタは「サーモンのトマトクリームソース ディルの香り」で、サーモンとソースが優しいピンク色♬。

今月、高尾梅郷では梅の花が満開になり、来月末には桜が咲くだろう。

「一緒にお花見にいかない?」
なんてドライブに誘い出し、最後にTOUMAIでこの料理を食べるデートコースはどうだろうか。

メロンも誰かとお花見デートをしたくなっちゃったんだニャ〜!!





2015-02-02

メロン in ラップランドニャ〜

フィンランドでオーロラが観ることができる最後のチャンスは、少しでも好条件を選びたくて、イナリ湖畔のネリム村へ向かうオーロラハンティングバスに乗り込んだ。

ドライバーさんは、昨年266回オーロラハンティングに出たうちの164回オーロラを観た強者。彼に付いて行けば観ることができる気がする!

ドライブ中にも時々ヘッドライトを消し、オーロラを探してくれているのが分かった。

そして最初に到着したのは、フィンランドとロシアの国境沿い!

金網が張り巡らされ、なんとも物々しい雰囲気。。。

国境付近の湖上にかかる橋に到着すると雪が止み、雲の間から星が瞬くのが見えて来た!!

「もしかしたらオーロラが見えるかもしれない!!」

そして北の空を見ると、うっすらと空が緑色に光っているではないか!!

「あ、あれはオーロラ?!」
とドライバーさんに訪ねると、
「あれはロシアの街の灯りが雲に反射してるんだ。さあ、外は寒いから近くのホテルでサーモンスープを飲もう。」

悔しい〜!!
オーロラじゃなかった〜!!
クリーミーなサーモンのスープは、メロンの尖った心を丸く優しい気持ちにしてくれた。

ホテルを出る頃にはまた厚い雲が出て来てしまい、残念ながらオーロラを観ることができないままホテルへ帰着。

諦めの悪いメロンは、夜中に何度も起きてオーロラを探しに行ったのだが、最後までそれを見つけることはできなかった。

翌朝、空港へ向かうバスの車窓から見た美しい朝焼けが切なさを増す。

「今夜ならオーロラが観れたかもしれない。。。もし旅程が1週間ずれていたら、毎日観れたのかもしれない。。。」

もはやタラレバ論しか出て来ない。

この日の日の出は10:31、日の入りは13:05。
たった2.5時間の日照時間なので、バスからは朝焼け、飛行機に乗る頃には夕焼けに変わっていた。

ヘルシンキの空港で成田行きの飛行機へ乗り換え。
免税店で最後のお土産探しをしていると、アイスバーで飲んだリキュールを発見!

このシリーズの「プオルッカ(こけもも)」リキュールは、TOUMAIでも提供しているので、ご興味のある方はTOUMAIでご注文をどうぞ♪

日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アメリカ、EU加盟国の人々は、自動出入国審査機を使用することができるようなので、ちょっと試してみることにした!

まるで駅の改札を通るように、機械にパスポートのICチップを読み込ませ、自動で顔写真を撮ってくれる。

なんてスムーズでなのだろう!!入国時にも活かして欲しいものだ。

楽しかったフィンランドの思い出と、ちょっぴりの無念を胸に残しながら、飛行機はヘルシンキヴァンター空港から軽やかに滑り出した。

あまり面白くない映画を2本見終わり、離陸から4時間程経った頃だった。


デザートのハーゲンダッツを食べ、ふと窓の外を見てみると、1本の筋雲が見えた。

やけに長い雲だった。雲にしては長ぎるような気がした。

「肉眼で見ると白い雲にしか見えなくても、カメラで撮った時に緑色に写ったらオーロラです。」と書かれているものを読んだ記憶がある。

メロンは慌ててカメラを取り出し、その雲にピントを合わせてシャッターを切ってみた。

すると、雲のように見えた線はしっかり緑色に。。。
「オーロラだーーー!!!!」

オーロラの光は人間の目ではとらえにくい為、写真やテレビで見る虹色のカーテン状のオーロラでも、肉眼ではあんなにカラフルには見えないらしい。

オーロラが雲と決定的に違うのは、背後の星が透けて見えるかどうか。
雲は星を隠してしまうが、オーロラなら後ろの星もきちんと見えるそうだ。

2枚目の写真を見ると、確かに星が透けて見えるので、これはオーロラだと確信。

どんな形にせよ、ついにオーロラを観るという夢は叶ったのだ!!

「夢」と「現実」が期待していたものと違うことは、人生においてよくあること。

「カッコイイ仕事」だと思っていたら「裏舞台はかなりキツイ」とか、
「サンタクロース」が実は「お父さんとお母さんだった」とか。

夢は夢のままにしておいた方が、物語としては美しいのかもしれない。

しかし本やネットで情報を得て、ただ「夢」を見ているだけよりは、その情報を引き出して「現実」に適用していく努力をして叶えた「夢」こそ、筆舌に尽くしがたい本物の感動があるんだニャ〜!!






2015-02-01

メロン in サーリセルカニャ〜

オーロラ観測のチャンスをより高める為、更に北上することにした。
フィンランド最北のリゾート「サーリセルカ」は現地の人々にも人気のウィンターリゾート地!

圧巻の樹氷地帯に足を一歩踏み入れれば、スキーやスノーボードを始め、クロスカントリー、スノーモービルを楽しめるようだ。
小さな街なので、歩いて行ける範囲にホテルにスーパーマーケット、レストラン、土産物屋が揃っていてとっても便利♪

店の前に自転車や犬がつながれている光景はよく見るが、マイソリがつながれているのはここならではの光景!

メロンもフィンランド最大手の製菓会社、FAZER(ファツェル)のGeisha(ゲイシャ)アイスクリームと、フィンランド国内シェア80%乳製品メーカValio(ヴァリオ)のカフェラテを購入して、いざ雪山へ!


サーリセルカにはソリ専用の場所があり、ソリの遊び場やホテルにも自由に使えるソリが置いてある。

そこから好きなソリを選び、山の上まで歩いて登ることにした!

山の中腹には別荘地帯があり、立派なログハウスも見事に真っ白!!

よく見ると、樹霜(じゅそう)と呼ばれる針状の結晶が沢山ついていた!!
これは水蒸気の昇華によって樹木などにできる氷の結晶らしい。
危険な美しさだニャ〜!!

約30分程歩いて山の中腹まで行き、そこから麓まで一気に滑走!

子供のように大きな声で叫びながら滑り降りるのは最高のストレス発散♪

オーロラアプリと天気予報、そして窓の外を交互に見比べていたのだが、いくらにらめっこしても、腰の重い雲が動く気配はない。。。

オーロラが見れるのは満点の星が輝く夜。
しかもオーロラ活動が活発な時間帯じゃないと意味がない。

残りあと1日。
果たしてメロンはオーロラを見ることができるのかニャ〜?!