2012-04-10

山桜の妄想ニャ〜

昨日からの暖かさで、TOUMAI&Amahina入り口の「山桜」が咲き始めた。
同じ桜でも、華やかに咲くソメイヨシノと異なり、白い花と共に褐色の葉が出る山桜はちょっと地味である。




しかし、日本の野生の桜の代表的な種で、寿命が長く、大木になるそうだ。

そして、山桜には開花時期や花や新芽の色、樹の形など様々なバリエーションがある。。。と、聞いた時に「あれ、この話は聞いた事があるぞ?」と思った。



それは去年の夏に行った岩手の「Cosmic Energy」で作られている「固定種」の野菜とよく似ている。収穫時期や形がバラバラだけれども、風味や栄養が豊かな野菜になり、自然災害にも強いそうだ。

(昨年Cosmic Energyで穫れた人参の写真!)


更に調べてみると、ソメイヨシノやF1と呼ばれる様な「園芸品種」は、種で増やすことができない。1本の木を接ぎ木でどんどん増やしていった。 つまり、コピーなので、伸びる速さも花を咲かせる時期も同じ。一斉に花を咲かせて実をつけ、同時に弱り始める。

寿命60年といわれているソメイヨシノは、60年程前に植えられてものが多く、現在日本中のソメイヨシノが弱り始めているらしいという恐ろしい噂!!

ニンゲンが大好きな花見の宴会も、数年後にはできなくなっているかもしれない。。。

「みなさ〜ん、こちらが且つて桜の名所と呼ばれ、昭和から平成時代の人々が桜の木の下で宴会をしていたと言われている場所ですよ〜。昔の人々は、自分達のことしか考えていなかったので、現在桜が1本も残っていませ〜ん。」

なんて、つい、つまらない妄想をしてしまうなんて、メロンも年を取ったニャ〜!!

1 件のコメント:

  1. アフリカのニワトリにも、いわゆる固定種みたいなのがいて、なぜか黒人みたいに真っ黒。だけど、伝染病が流行った時、白いニワトリは全滅したのに、黒いニワトリは大丈夫だったって話を、マラウィで聞いたよ。とシラカワさんが言っているんだニャ〜!

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