2013-03-11

メロン in パハル•ガンジニャ〜

「メトロが便利で安い」と聞いたので利用してみることにした。
ホテルの近くにあるSaket駅へ行ってみると、新しいだけあってとても綺麗。

そして気になったのが「痰唾を吐くのは禁止(もし見つけたら罰金200ルピー)」と書いてある看板。


インドでは、パーンと呼ばれる噛みタバコを噛み、唾を吐くことが芸術とされているそうで、埃っぽいのも手伝って、どこからでも見事に唾を吐いている姿を見かける。

まるで空港のような手荷物検査とX線の検査を通過し、駅のホームへ。「痰唾禁止」の効果かあるのか、まだ綺麗な駅構内。

しかも、インド人が整列乗車をしていることにビックリ!!秩序も何も無いカオスのようなインドなのに!!

しかし、電車に乗るとやっぱりやりたい放題!!イヤホンを使わずに好きな音楽をかけたり、携帯電話の通話も当たり前。そういうところは変わらないようだ。

到着したのはデリーのメインバザール、別名:パハル•ガンジ。大きなバックパックを背負った旅行者が集まる、有名な安宿街だ。メロンにとっては因縁の場所である。

4年前の夜、空港からバスに乗ってニューデリー駅へ向かい、パハル•カンジで宿を探すはずだったのに、

「そっちじゃないよ」
「今日はお祭りだから安宿はどこも満室だよ」
「ここは俺の道だからお金を払え」
「このタクシーに乗ってツーリストインフォメーションに行った方が良いよ」

と沢山のインド人に振り回され、駅の目の前にあるこの場所にとうとう辿り着く事ができなかったのだ。

人間不信になり、体調を崩したデリーの思い出。しかし今回は気合いを入れて行ったせいか順調に到着し、肩すかしを食らってしまった。

いなくなったはずの牛もここでは何頭もみかけ、車とサイクルリクシャー(人力車)と牛と人が狭く埃っぽい道を行き交う。

客引きに「ニホンジン?ゲンキ?リョーガエ?ミルダケ!ムシシナイデ!」としつこく声をかけられたり、ぼったくりも日常茶飯事だが、インド人の言葉に振り回されない心構えさえあれば、インドらしい一面が残る楽しい場所だ!!

歩き回って疲れたので、お茶でも飲もうとカフェを探していたのだが、ふと現地の人々が集まっているチャイ屋が目に留まった。

牛乳は常温だし、あまり清潔とは言えないけれど、現地の人たちに人気の店なのだから大丈夫だろう!!

1つチャイを頼むと、おじさんは手際良くスパイスや生姜を潰し、アッサム茶葉とミルクを鍋に入れて、3回程沸騰させて出来上がり!

チャイグラスに注いで約10円!!
安いけどオイシ〜!!

最先端も古いものも、綺麗な物も汚い物も受容する、インドの懐の深さを体感した1日だったんだニャ〜!!

















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