2013-03-13

メロン in プシュカルニャ〜


首都デリーから南西へ進み、向かった先はプシュカルという小さな街。
小さなプシュカル湖の周りに栄える静かな街だが、ヒンドゥー教の創造の神であるブラフマー神をご本尊としている寺院があり、聖地のひとつとなっている。

1本のメインストリートを中心にお店や宿が軒を連ねていて、歩き回って見るのにちょうど良い大きさの街だ。
店にはお土産、洋服、ヒンドゥー教関連の物が混在している。

小さな街だけれど何でも一通り揃っているので、長期滞在する人間も多いそうだ。


カシミールのスカーフ屋さんへ入ると、子供が大好きな店主が仕事そっちのけでポニョてぃんと一緒に遊んでくれて、ポニョてぃんも大喜び!!

店主が地元のカシミールに帰るのは年に2回。4人の子供達がいるけれど会えなくて寂しいと言っていた。

インドでは出稼ぎに行くのはよくあることらしい。ホテルの従業員やタクシーのドライバーも出稼ぎで、やはり家族に会えるのは年に数回なのだそう。

そんな人々に「君はこの仕事をしていて幸せかい?」と聞いてみると、意外なことに全員が「Yes, I’m happy !」と答えた。

一見怖そうな顔をしているインド人。4年前に来た時には、悪い奴に引っかかってしまったせいで全員が嘘つきのような気がして人間不信になりかけた。

でも、ただのイタズラ好きで子供のような彼らを、メロンは段々と好きになって来ていた。

さて、プシュカルでは毎年11月の満月に合わせて「らくだ市」が開催されているそうだ。砂漠が近いので、らくだに荷物を引かせて、馬車のように道路を走っているのをよく見かける。

今回は時間がなかったので砂漠までは行けなかったのだが、特別に背中に乗せてもらい、ポニョてぃんもご満悦♡

らくだから降りて湖に戻ると丁度夕暮れ時。太陽が落ちる寸前、鳥達が一斉に飛び立ち、湖の周りを旋回して巣に帰って行った。

小さな山村生まれのメロンは、大都市のデリーよりも、やっぱり小さい街が落ち着くものだと再確認したんだニャ〜!!

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